こことかこことかここの記事を受け。
長い上にクダ巻いてるので閉じ。

Wizきゅんは「パブロフの犬的に」と表現してたけど、正にその通りなんじゃないかなと思う。
「こういうものを見たら、こう反応しなければならない」というマニュアルが出来上がってるんじゃないかな。
正直を言えば面白くない、正直を言えば感動なんて程遠い、でもそれを売りにしているからそう反応する。
結果として、その反応が正しいという条件反射が出来上がり、意思とは関係なく反応してしまう。
そういう人が増えてるんじゃないかとも邪推できる。

正直な所、おぞんとしては最近の「笑い」や「感動」の大安売りにはちょっと物申したいところ。
お笑い番組で笑い声が入ってたりとか。
感動を誘うはずの場面でゲストの泣き顔が被せられてたりとか。
そんな事しなくても面白ければ笑うし、感動すれば泣く。それが人間ってモンでしょう。
誰かがそう反応してるから、ではなく。自分がどう思ったのか。
そんなことすら、教えられないとできないほど愚かなものじゃないと思いたい。
「笑え」と言われたから笑う。
「泣け」と言われたから泣く。
そんな環境で「豊かな感受性を育む」も無いと思うんだ・・・

君の感情は君のものであり、他の誰のものでもない。
他人に合わせる必要も無ければ、無理に引き出す必要も無い。
社交辞令として笑ったり泣いたりはアリだけど、
其れを商売にしている芸人や役者に社交辞令は必要ない。
簡単な事のはずなんだけどな・・・